長崎くんちの「コッコデショ」の意味とスケジュール・駐車場事情
長崎くんち、もしくは長崎おくんちは長崎県長崎市の諏訪神社の祭礼です。毎年、10月7日から9日までの3日間催される秋の一大イベントです。
このお祭りで一番盛り上げるのが「コッコデショ」だともいわれています。「コッコデショ」の意味とスケジュールについてまとめてみました。
長崎くんちの「コッコデショ」の意味
「コッコデショ」とは神興のように組んだ組んだ木に太鼓山を乗せたものです。太鼓山は子供を4人乗せて、その上に座布団の形をした巨大な飾りが5枚あります。これを36人で担ぎます。太鼓山の総重量は約1tにもなるので大人数で担がなければ動かすことができません。
「コッコデショ」とは「ここでしよう」という意味からきているという説がありますが、実際のところは不明です。このお祭りは「ここでしよう」ということなのでしょうか?何が「ここでしよう」なのかよくわかりませんね。
長崎くんちのスケジュールと駐車場事情
今まで長崎くんちは樺島町だけで行われていましたが、2016年からは樺島町だけでなく、上島でも催されるようになり、7年のうち2回行われるようになりました。
<長崎くんちのスケジュール>
10月7日(前日)
諏訪神社 8:30
公会堂前広場 9:30
お旅所 10:40
諏訪神社 17:30
公会堂前広場 18:30
10月8日(中日)
八坂神社 8:00
公会堂前広場 9:10
10月9日(後日)
お旅所 9:00
諏訪神社 10:20
となっています。
長崎くんちの周辺駐車場
長崎くんちは、大波止の道路を交通規制をかけているためお祭りの3日間は道路を閉鎖している状態になっています。そのため様々なところで渋滞がおきます。
長崎市以外の県外からもたくさんの観光客が来るので、長崎くんちが行わる諏訪神社や大波止周辺は混雑が予想されます。車で行くとなると以下の駐車場がおすすめです。
・水辺の森公園付近の駐車場「松ヶ枝町駐車場」
・江戸町付近のコインパーキング
渋滞に合わないために、なるべく早めに来て駐車する方がいいでしょう。駐車料金も1時間300円前後なので割と低めの価格で済むと思います。
長崎くんち「コッコデショ」の見どころ
「コッコデショ」の見どころはなんといっても「投げ上げ」です。コッコデショ、コッコデショのかけ声に合わせて太鼓山を投げ上げます。
36人が力を合わせて1メートル以上の高さまで投げるところは圧巻です。みんなでタイミングを合わせて投げて、片手で受け止める姿を始めてみる人にとってはびっくりするでしょう。しかも、3日間合わせて700回以上も投げ上げをするんだそうです。
そんなに投げ上げしたら筋肉痛どころか腕を骨折しちゃいそうですよね。調べてみると、やはり実際にあばら骨に負荷がかかって骨折やひびの入る人が毎年3~4人出るそうですよ。
こんなに派手なパフォーマンスを目の前で見るチャンスはそうそうないので、是非一度見に行ってみてくださいね。
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